仲介と買取
家売却の方法としては、大きく分けて仲介と買取の2種類があります。
一般的には、前者の方法がとられることが圧倒的に多いです。
不動産会社に買取をしてもらうことのメリットは、たくさんあります。
家をすぐに買い取ってもらえるので、最短で3日~1週間程度で即現金を
手に入れることができることが最大のメリットになるかもしれません。
他にも、仲介手数料がかからない、だれにも知られずに家売却ができる、瑕疵担保責任を負わずにすむ、
購入希望者から内覧を受けずにすむといったメリットなどもあります。
これだけたくさんのメリットがあるにもかかわらず、家売却において、ほとんどの人が
買取という方法を選ばない最大の理由が、安く買い取られてしまうということにあります。
不動産会社にもよるのでケースバイケースですが、6割~8割くらいが目安となるでしょう。
3000万円の家なら、1800万円~2400万円程度の安値で買い取られてしまうということです。
最大で1000万円以上の損をすることになるので、これはとても大きな問題です。
家売却では、基本的には仲介という方法を選ぶことがおすすめです。
しかし、築年数が経過していて、普通に販売しても売れないような物件なら、
不動産会社に直接買い取ってもらったほうがメリットが出ることもあります。
例えば、普通に販売をしても売れるまで時間がかかり、売れたとしても
400万円くらいの価格になってしまうような不動産なら、すぐに300万円くらいを
手に入れられたほうがメリットがあるかもしれません。