空き家になった家
両親が住んでいた家が空き家になってしまう事は最近珍しくありません。
都会では家売却を考えてもすぐに買い手が見つかったり
賃貸にするにしてもそこそこ借り手は見つかると思います。
しかし、実家が都会ではなく田舎の大きな家の場合、なかなか家売却を
簡単には出来ません。田舎の家の場合、若い人は職場や学校が近くになく、
学校や会社のある街に出ていきます。
その職場の近くや、職場や学校に通うのに便利の良い場所に新しくマイホームを購入したり、
家を建て生活しているケースが多く、両親が住まなくなった実家に帰ってくる人がいないのが現実です。
両親が施設に入居していたり、病院などに入院している場合には、元気になって
帰ってくるからと維持していますが、両親が亡くなってしまうと維持する意味はなくなります。
しかし、自分たちが育った家をいきなり解体という訳にもいかず、空き家にしてしまう
といった場合には、まず不動産会社に相談するのが一番です。
不動産会社に相談すると、家売却で受ける事の出来る特別控除の事や、
賃貸にする場合に必要なリフォーム費用、賃貸の収入見込みなども教えてもらえます。
また、今の状態で家売却する場合の査定もしてもらえます。
実家が遠い場合、なかなか家の様子を見に帰ったりという事が出来ない場合には、
不動産会社が行っている巡回サービスを利用し、維持するという事も出来ます。
放置して周囲に迷惑をかけてしまうのは避けたいです。