家を売却するときに困ること

相続した家

家の売却親から子への相続として、不動産を取得する方も多いのですが、
ただ処分に困って放置しているようでは、物件の価値が下がってしまいます。

人が済まなくなった家は傷むのが早くなりますし、空き家を放置していると、
害虫が発生したり、ネズミや猫の温床になってしまうこともあり、ご近所にも迷惑をかけてしまいます。

固定資産税

特に自分が生まれ育った実家売却となると、なかなか踏ん切りがつかずに時間が経ってしまいがちですが、
結果売却することになるのであれば、なるべく早く行動を起こした方が良い場合が多くあります。

なぜなら、一般的に不動産には固定資産税がかかります。

もう誰も住んでいない家に固定資産税を支払い続けるのは金銭的にも負担になります。
また、不動産の相続人が複数いる場合には、時間が経ってしまうと連絡を取ることが難しくなり、
実家売却時にもしも売却対象物件の名義変更が終わっていなかった場合には、
共有財産となっているので単独の判断で売却することが難しくなります。

親族が遠方にいる場合や、遠縁にあたる親族にまで連絡を取らなければならない場合
それを発端にトラブルになってしまうこともあります。

共有財産

時間をかけて良いこともありますが、実家売却だけは、時間をかけても
良い結果を得る場合があまりないというのが事実です。

気持ちの整理がついて落ち着いた段階で実家売却を決めたのであれば、
あまり時間を置かずに手続きを粛々と進めた方が結果トラブルならないでしょう。