2025年3月29日

筋肉の衰え

顔の筋肉

それでは、なぜ顔のたるみを解消するために筋肉をつければ
よい理由と、その治療の実際について説明したいと思います。

顔のたるみを治療するには、アンチエイジングやリフトアップを
専門とする病院(美容整形外科)に行きます。

重度のたるみであればメスを使った治療法を使いますが、
たいていのたるみはそこまでする必要はありません。

なぜ顔のたるみが起こるかと言うと、年齢を重ねると
顔の皮膚にある脂肪などが失われ、肌の弾力も低下するためです。

それにより肌のハリがなくなるだけでなく、ほうれい線ができたり
目の下がたるむなどの問題が発生します。

実はこれらはすべて顔の筋肉が弛緩してしまったことが大きく関係しています。

ほかの部位のものもそうですが、筋肉は使わないと衰えてしまいます。
顔についている表情筋も同様ですが、表情筋が薄くなってしまうと
その上の脂肪が下がってしまい、それが顔のたるみになってしまうのです。

よって、表情筋をアップさせることが、たるみの解消では非常に重要です。

ではどのようにして顔の筋力をアップするのでしょうか?
顔を動かせば筋力トレーニングになりますが、あらゆる部位を
動かすためにやみくもに表情を変えるなどしていては非効率です。

そのため、まず自分の悩みとする部位を特定し、その部位に対して
積極的にアプローチします。

場所によってやり方は異なりますが、部位によっては
手を使い小刻みに動かすことも行います。

このように顔の筋力トレーニングはどこででもできますが、
より効率よく改善されたい場合は美容外科等に相談し、
ご自身に合った方法を教えてもらったり、適切な治療を受けてください。

美容皮膚科

顔の筋肉の衰え、長時間にわたる悪い姿勢の継続など、たくさん挙げられます。

このうち、加齢による顔のたるみは防ぎようがありませんが、それ以外については
食事と睡眠をしっかりとったり、顔をマッサージしたり、正しい姿勢を
維持することを心がけたりすることで、ある程度予防することができます。

たるみの原因

もし、顔のたるみが酷くなり、日頃のケアだけで防ぐことが難しくなってきたと
感じた場合は、美容皮膚科に通って治す方法があります。

美容皮膚科では、ヒアルロン酸注射やボトックス注射といった手頃なものから、
フェイスリフトといった大掛かりなものまで、様々な種類の治療メニューが
用意されています。

どの治療方法が選ばれるかは、顔のたるみの状態や患者の考え方によって
異なりますが、医師が間違った判断をしたり、施術中に失敗したり
しない限り、時間はかかるものの確実に顔のたるみを治すことができます。